指示ミス – 犬には見えていない

14月 - による admin - 0 - moca

(続き)好物を与えた。もちろん、良いというまで食べてはいけない。んなことは朝飯前なのだけれど、これを離れた場所で行わせることができるようになってきている。

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点ABC によって形成される三角形を想像する。Aが俺、Bがmoca、Cが褒美。AとCが近くにあれば簡単。しかし、BはAの指示をまち、これによって地点Cに移動して命令を実行(喰う)しなければならない。

この時、食べ物と地点Cの背景色の関係を適切に設定していなかったために、犬には見えなかった。持ち前の嗅覚で探しだすのは時間の問題だけれど、これはミスったと反省した。犬の視点に立って考えるほか、犬の色彩を再現できなければならない。特に静止している物体ならなおさら。

ちなみに、乱暴な入門書籍ではその状態を人間が寝技をかける如く固定し、褒美を取らせて教え込むというのがあるが、そういうのは一切行なっていない。

moca 様が(たぶんどのお犬様も、そして少なくとも幼少の人間も)「こちらがさせたいこと」をした時に「褒める」。初期段階において、決して指示して成功した時 に褒めていない。それを数度繰り返すと、なぜほめられたのか、どうすればさらに褒めてもらえるのか、良いことが起きるのかを見つけようとする。

このとき、初めて「実行→褒美→指示」から「指示→実行→褒美」の段階へ移行することで「何がどうなるのか」を自然に学習し、定着させる。

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