犬のしつけ本にある「エサを見せます」という表現
アホタレ飼い主は、障害物競争とかフリスビーの大会とかチラチラ考えたりする(笑)
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まぁこちらがしたいことと、moca が好きな遊びがもし合致したら嬉しいね、ってコトよ。
動物に何かを教えるプロっていう人がいる。例えば何かのショーで動物に芸をさせる人たち。その行為に対する賛否は別として、従えることに関してプロフェッショナルだ。
同じ”動物”かもしれないが、人と犬で完全な意思疎通はできない。当然人間と人間でも完全に意思疎通できているかも不明だが、一般的に犬は群れのリーダーに対して服従することが幸福なのだという。
リーダーが不在の場合、自分がリーダーになろうとする。これを権勢症候群(アルファシンドローム)というらしい。リーダーがリーダーである為に必要な行為はいくつかあるが、その多くが子育てに共通するところであり、それが愛おしければ愛おしいほど辛いものだ。
これを先人は「可愛い子には旅をさせろ」といった。そして、人間を除く多くの動物は今でも遂行している。特に親ライオンが自立させるために子ライオンを遠ざける行為がとても印象深い。一方で、ペンギンが”共同保育”を行う姿は穏やかだ。
人間でも動物でも「言う事を聞かない」という発言があるが、その理由をしっかりと認識する努力はしたのだろうか。言う事を聞かせるには、ビジネス上で相手が気に聞く耳を持たせるようにすることと同様に、その上にいかにうまく持っていくかが重要であって、突然誰かに命令されてはいとこたえるような”動物”は存在しない。
まとめると正しいアメとムチを行使する必要があって、ムチよりもアメを多用して良いところを伸ばせばということだ。
これらを犬に適用すると、全く真っ白な状態では何をすべきかもわからない。そこで、大げさなパフォーマンスで感情を、物質的な報酬を与えることで、何をすると良いことが起きるかを学習させる。褒めてエサをやれということだ。そしていつしかエサがなくてもできるようにしていく、というものらしい。
ところで、「エサを見せます」と多くの参考文献に表現がなされている。
たった数センチの段差ごえや、少しずつ障害物の高さを変えてジャンプをするようにしていきたいのに、ゆっくりじっくり教えてもダメ。ところが、エサの運用によっては、普段決して乗ることも降りることもできない段差も障害も軽々と飛び越える。
いやしいヤツだ・・・。
それが言いたかっただけ。
りんく
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