ターニングポイント(6) – 命令語は正しく選択しているか
命令語は正しく選択しているか
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書籍には「立て」と「待て」は区別できないと主張している。
ヒトが2万ヘルツまでが聞き取れる限界であるのに対して、イヌは6万5千ヘルツまで聞き取ることができる。しかし、5000ヘルツ以下にあってはヒトのほうがイヌよりも聞き分ける能力が高い。ヒトにとっては違う単語であっても、イヌにとっては同じ命令に聞こえる、というものだ。
また、以前記述した救助犬に指令を出す担当者は、ちょっと笑ってしまいそうなボディー・ランゲージと命令語を組み合わせて命令していた。これを合わせて考えるとなるほどと思うし、moca にも当てはまる所が多数思い浮かぶ。
【潰れるmoca】
俺はどれでもいいのだけれど、moca のフセは幾つか種類がある。もし俺が命名するなら「潰れる」「倒れる」「伏せる」「セクシー」など。ちなみに、フセを今命令すると、「伏せる」か「セクシー」のどちらかが出てくる。わからないと「知らんわ!」というカーミングシグナルを伴って「スワレ」の姿勢でこちらを見ている。
(どーでもいいついでに、俺がテーブルに腰掛けると「なんかくれ」って待ってる。けれど、少し離れたパソコンに移動するとどういうわけか足元で「潰れて」勝手に待ってる。よもやパソコンがアイテムであることを悟っているのか?おぅ天才w)
【セクシーmoca】
最初に、命令語を日本語にするか英語にするかを迷った。で、結局日本語になったわけだけど、ここに落とし穴なが開いていたとはな・・。
ってことで、これを知ってから、ボディー・ランゲージを伴って命令するように変更した。すると、今までとは比べものにならないほど成功率が向上した。さらに、多段階命令(姿勢変化:例えば「ふせ」→「まて」→「ふせ」)を出しても成功できるほどだった。聞き取れないときにするカーミングシグナルも少なくなった。命令語とボディー・ランゲージを恐ろしく素早く関連付けたようだ。
【倒れるmoca】
おー天才。逆に今まで聞き取りにくかったのによく実行できたものだ・・。やぱ天才^^
参考文献
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