2012 年 04 月下旬、マウスが逝った。
iPad やiPhone などの相次ぐ革命的なデバイスの出現により、マウスもキーボードも程なくして消えゆくだろうと予測される。んが、少なくとも今は重要な入力装置のひとつ。
というわけで買い換えるわけだけれど、これが難題なのだ。
単にマウスやキーボードと言っても、長時間使うから「ほんの些細な」違いが大きく出る。ここでは触れないが、キーボードを探すのも一苦労だった。どちらかと言うと、マウスのほうがキーボードよりずっと大変。
これは気に入る靴を探すよりも万倍たいへんな作業だ。・・・全てが完結してから記事を起こしているからアレだが、これが長い旅の始まり。
「普段使わない筋肉を使うと筋肉痛になるほか、インナーマッスルが鍛えられる」なとの文句で幾つもの(日本語としての)ダイエット法が存在するが、マウスで筋肉痛になるとは・・。
マウスを捜す
お気に入りは冒頭にも表示した↑これ(写真上)。
この写真ではFujitsu となっているが、別にFujitsu である必要ない。たまたまFujitsu と貼られて出荷されただけで、何も貼っていないものもあれば別のメーカーの名前が貼られている事もある。
とにかく「これ」がお気に入り。
方式
ボール
しかも今時ボールw
トラックボールにコダワリがあるには理由があって、初期の光学式(赤い光のヤツ)は、それ用のパッドを使っても動いてしまった。
光学式・レーザー式
これはピクセル単位で作業するには致命的で、以後選択肢に入ることは無くなった。まぁ最近では光学式でも性能が向上しているほか、さらに精度や自由度の高いレーザー式(青い光のヤツ)もあるけれど。
接続方式
あと当然有線ね。無線マウスが人気らしいが、あんなものはお話にならん。理由は電池が持たないから。
「普通に」使うなら十分選択肢に入るだろうが、ここで選択肢に入ることは無い。なぜなら「普通」ではないから。まぁ昔よりは長持ちになっているけれど。
# あと迷子になるってのもなw
マウスが届く
ってなわけで、届いたのがこれ(M-M2UWH/RS)。
何が難しいってそりゃ条件だ。
- 有線(PS/2 ではなくUSB)
- (光学式でもレーザー式でもなく)ボール式
- 形状
3番目はともかく(重要だけど)、そもそも1と2に合致させるとタマが少ない。需要が無いんだろうねぇ。
お次は何だ?
ダメだった。
合わんかった。
こういうのはマウスの是非ではなく、合うか合わないか。
ただそれだけで、それが最も重要。
なんだか彼氏彼女を見つけるような・・そんなに高望みかしらねw
あ、でも、このマウスの場合、ちょっと事情が違うな。
ボールだから浮上と着地でボールに刺激があって、当然それを感知するわけだからマウスポインタが移動する。そこまでは当然のことで、それまでもあったこと。それまでのマウスが慣れているから、それ(固有の特性)を予測して操作しているというのもあるだろうが、このマウスはズレ幅が大きすぎた。
(やっぱり、まるで交際のようだw)
「普通に」使うなら全く問題ないが、普通ではないので無理だ。
# むしろ「捜す」は希望が含まれているから「探す」なのかも