突然「黒富士農場の卵」ってのが入手された。といってもそれが何なのかは知らない。卵ってのはわかるけど。
外観
収容されているケースの構造の面白さのほうが先に目についてしまうのだが。見た目はヨード卵というものと同じか、それよりも赤みがある感じがした。
わざわざ封入されているのか、それとも贈り主が入れてくれたのかは不明だが、たまごや飼育方法・飼料について説明された紙が入っていた。ここに消費期限の記載されたシールが貼ってあるところを見ると、わざわざではなく標準的に封入されているのかもしれない。
食ってみた
ということで早速割ってみた。うん、タマゴだ。
目を凝らしてよーくみると、黄卵の中に赤い斑点が見える。そういう特徴なのだろうか。卵は張りがあって、一般的なものより黄身が大きいようにも見えた。
まずはこの状態で啜ってみる。あまりおいしくない。どう表現すれば良いのかわからないが、粉っぽいような感覚を感じた(後述参照)。
溶いてみた。
赤みがあるためか、鮮やかな黄色に見えた。じゃ啜ってみる。まだ粉っぽさのようなものは残っているように感じた。また、味は薄いように感じた。
少量のご飯を投入してかき混ぜてみた。
ご飯の白さがあってか美しい黄色に見えた。一口食べてみたところ、ご飯と一緒にかき混ぜて食べるとよい気がした。
読んでみた
さて、何故か食事の後に出現した卵。どうして食事の時にでなかったのかw まぁいい。同封されていたらしい説明書のようなものを読んでみる。
まずは「賞味期限と保存のお願い」という用紙。
「賞味期限」が正しく「(生食で)美味しく食べられる期間」と説明されている。産卵後2週間がこれに当たるようで、冷蔵庫で保管する。
これを過ぎた場合は3分以上加熱と書かれているが「消費期限」は書かれていないような。卵って長持ちする食品?その辺わからない。
サルモネラ検査ってのもしてるよーと書かれている。頻度はたまごは週に一度、飼料は月に一度だそう。
もう一枚の用紙は生産者や生産方法について詳しく紹介されている。
山梨県の農業法人なんだねぇ。
「卵殻が強く卵黄が盛り上がり生命力にあふれています」と書かれている。たしかにそれを感じることができた。
それがどのように作用するのかは知らないが、土にまでこだわっているようで。
「海藻、ニンニク、パプリカ、貝化石等をブレンド」と書かれている。
卵は食べていたものの色素が出るらしいので、赤いのはパプリカなのかな。
ってことは粉っぽさは貝化石?
「山梨県農産物認定制度」ってのがあるんだね。認定証の画像までご丁寧に掲載されていた。
何処に書いてあったか(あるいは聞いただけか)忘れたけれど、「卵かけご飯」(TKG?w) にすると美味しいそうで。で、確かに合うなーと思った。問題は醤油の類にどれを選択するか。
今回は小さな器で試食したのをすっかり忘れて、通常の醤油を通常の量かけてしまった。だから、しょっぱすぎてしまって・・・orz 。
失敗したものの、かける前・かけた後を考えると関東よりも薄口で、関西よりも濃口くらいの濃度がいいんじゃないだろうか。まぁその辺詳しくないのでわからんけども。
もし選択肢があったなら、旨味と風味がほんの少し強くて、しょっぱさの少ない醤油を選んだんじゃないかなと思う。この醤油かけたら美味いぜーと言えるほど情報量があるわけでもないので言いっ放しになってしまうけれど。
話のタネにもぜひ一度ご賞味あれ。