LED 電球が人気だ。
日本では普及のあまり進まなかったLED 電球だが、東日本大震災以降の計画停電などによって、当たり前のように湯水のごとく利用していた電気について考えさせられる事となった。
LED 電球の最もウリの部分は消費電力が少ないことと、長寿命なことだろう。ただし、完全にメリットだらけとは行かず、例えば直進性のある光だから大きな空間には適さないなど幾つかの解決すべき課題もある。
これらの問題を解決した製品も登場し始め、いよいよ黎明期から普及期に突入してきたかに感じる。たまたまLED 電球を入手したので比較してみることにした。
LED 電球を知る
「口金E26」というのはソケットの大きさを表すらしい。交換するときは現物を持っていくか、事前に調べてから購入したほうが良いだろう。
LED 電球は明るさを「ルーメン」で表す。これまでの白熱球はおそらく主に「ワット」で選定したはずだ。
このパッケージには390 ルーメンが30 形相当だと記載されており、必要な大きさやルーメンを選択する際にわかりやすい。
また、配光(光の広がり方)が「全方向タイプ」とあり、従来のLED 電球より広い範囲を照らせ、白熱球と同じような配光効果を得られるとも書かれている。
使用できない器具もあるので注意が必要。これらの問題(調光等)を解決した製品も登場している。
LED 電球に換装してみた
言うより実際に体験したほうが早い。
こちらは白熱球。
こちらはLED電球。
光源を撮影することは難しいため、写真は人間の目で見た感じとは少し違うかもしれない。しかし、思ったよりも明るく、広い範囲を照らしたことに驚いた。
省エネの他に、例えば太陽光発電システムの導入や家庭用蓄電池の導入など、商品電力を抑えることによってそれらの稼働時間を伸ばすことにもつながってくる。
目の前のものだけではなく、全体的に様様な角度から検討すると更に良い結果を導きだすだろう。